「薬の相互作用としくみ(全面改定版)」ついに買ってしまった!

こんにちは、しゅがあです。
今回は、とある本のご紹介です。

このブログでも
度々取り上げている話題に
「薬物間相互作用」があります。

ほんとに思うんです。
薬剤師が相互作用をやらずに
誰がやるんじゃい!!って。

で、ずっと悩んでたんです。
買うかどうか・・・↓

だって、高いんですよ!
まさかの4桁オーバーですよ。
この本のお値段。

でもな・・・
「知識への投資は惜しんじゃいけない。」
じっちゃんがいつも言っていたし。

で、今回、ついに
アマゾン・ワンクリックショッピング
を発動してしまいました!

で、先ほどクロネコさんが
届けてくれたので読み進めています。

感想は、最高です。。。

ほんと痒いところに
手が届いているんだ、この本。

薬剤師なら
間違いなくおもしろいですよ。
これおもしろくないんだったら、薬剤師止めた方がいい!
(とまではいいませんが、いい本ですよ。)

でも、そのくらいいい本ですよ。
アマゾンで買った本には、
「あれ~?イメージと違ったな」
っていうことも多々あるんですが、今回は間違いないです。

で、この本は
薬剤師の「共通言語」になったらないいな
って思います。

当たり前のように
みんながマスターしていて
現場で実践していく。

そうすれば、
薬剤師も新たなステージに
いけるのでは?って思います。

現役の薬剤師はもちろん
学生も持っておいて損はしない本です。
学校で使う教科書よりも、
こういう本を講義で使ったほうがいいです、マジで・・・

キレートってあるけど
O(酸素)、N(窒素)、S(硫黄)
それぞれと相性のいい金属は何でしょう?
(Al、Mg、Cu、Zn、Pb。。。)

イミダゾール、アゾール
トリアゾールなんかの違いと
相互作用のしくみは?

構造式からみたメカニズム、
実際の症例、具体的な対応策など
アカデミックと臨床をミックスしたような内容です。

アマゾンの評価もすごくいいので、
気になる人は手にとって学んでみてください!
後悔はないかなと。

僕がこの本から
学んだ内容についても
今後少しずつ取り上げていきたいと思っています。

では、今回はこれで!

スポンサーリンク

コメント

  1. たつき より:

    お久しぶりです。
    僕もこの本を買ってから半年くらい経ちましたが、ずっと活用しています。
    それぐらい相互作用って好きな内容です。
    代謝酵素阻害理由は構造式から見極めることがある程度可能ですが、
    トランスポーターの基質の阻害理由を構造式から攻めることはできないのでしょうか?(僕はそこに法則性があると信じているのですが。)

    この点、しゅがぁさんはどのようにお考えがありますか?

    • しゅがあ より:

      お久しぶりです^^

      この本は結構薬理的にも詳しいところまで載っていて、読んでいても楽しいですよね!
      そうですね、「薬」と「タンパク(代謝酵素、トランスポーター含む)」との相互作用を考えてみると、基本的には分子間力と電気的な相互作用しかないかなって思うんです。

      その相互作用に大切なのは、立体的なサイズと3次元的な「分子のかたち」ですよね。
      構造式そのものというよりも、それが実際に立体的にどんな形になっていて、電荷の位置はどこに存在するのか?がキーになると思います。(もちろん立体は構造式に由来するものですが)

      そして、トランスポーターの阻害を考えるときには、GABA受容体への作用様式のように複数個所に結合する場合があるかもしれません。なので、1:1の単純な法則性をみつけるには困難かもしれません・・・。
      しかし、ある程度のおおまかな構造をみていくことで、ある基質と「似たもの」が基質や阻害因子になりうるのではないか?と考えることはできるのはないか?と思っています。