集中力を高める「25分間」とは?

集中力×25分間

「仕事がはやい」
「仕事が正確」
というのはどんな仕事でも必要になります。

仕事の能率や正確性は
「集中力」に影響されています。
集中力=緊張感とも考えられますが、
ずっと緊張しているのも大変です。

今回はある方法を紹介したいと思います。
それは、「ポモドーロテクニック」という方法です。

具体的には、

25分間作業する

5分ほど休憩する

これを4~5回繰り返す

15分ほど長い休憩をとる

このように時間を区切って作業することで、
一定時間の中で作業を終わらせるように
自分を仕向けるのです。

人はそもそも長い時間集中できないものです。
であるならば、最大限の集中力を発揮できるよう
短時間で取り組んだ方がいいはずです。

また、「睡眠不足」は最大の敵です。
眠気を感じるときは、作業を一旦中断して、
コーヒーを一杯のみ20分程度の仮眠をとりましょう。

目覚める頃にはカフェインが効いて、
脳も覚醒します。
明るい光を浴びればさらに身体を刺激できるでしょう。

量が多ければ細かく切る

時間を区切るということは、
作業も区切るということです。

よく山積みになった仕事をみるだけで、
それ自体がストレスになることがあります。

しかし、結局のところ、それらの仕事は
1つ1つ片付けていくことしかできないわけです。

500ページもある分厚い本でも、
1ページずつ読めばいつか読み切ることができます。
焦っても100ページを一度には読めません。

また、1ページにかかった時間を把握することで、
全体を終えるまで時間の「見通し」が立ちます。

仕事も同じです。
1つずつ優先度の高いものから、
それだけに集中して取り組むことが重要です。

自分の”イッチ”をつくる

最後に、集中するためのスイッチの話です。
人の脳は、たった一言でやる気になったり、
嫌な気持ちになったりします。

つまり、切り替えが上手なのです。
逆にこの性質をうまく利用すればよいのです。

例えば、コーヒーを飲んだり、
好きな音楽を聴いたり、
特定の仕事部屋に入ったり、
自分のなかで集中するための”きっかけ”をつくるのです。

そして、それを継続することです。
すると脳は自然に、それをスイッチと認識するようになります。

ーンを決める

人は同じパターンの行動を繰り返すことで、
効率はどんどん上がっていきます。

逆に毎回違うパターンで、考えてしまったり、
作業順序を変えたりすると、
能率は上がっていきません。

例え創造的な仕事であっても、
「作業工程」は必ずつきものです。
集中して短時間で終われば、
その時間を他の活動にあてることもできるでしょう。

きなことを最初にやる

よく嫌いなことを最初に片付けてしまった方がいい
という話がありますが、
取りかかりは好きなことからの方がいいでしょう。

やはり興味のあることに対しては、
集中力も発揮され、脳も活性化します。

ただし、注意が必要です。
好きなことを長くやりすぎるなということです。

ある程度時間を決めて取り組んで、
そこできっぱりと切り替えて、
やらなければならない面倒な仕事に
取り組んだ方が賢い選択です。

すると、「好きなこと」で活性化された脳のまま、
苦手な仕事にも取り組むことができます。

以上、まとめると、

・時間区切って作業する。

・作業内容を細かく区切って取り組む。

・スイッチとなる行動を決める。

・パターンを決めて作業する。

・好きなことを少しやってから、仕事に入る。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
お役に立てれば幸いです。

参考:THE21 08.2013

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