ロドデノール~化粧品で白斑になったら?~

平成25年7月4日
カネボウ化粧品が有効成分ロドデノールを配合した化粧品を自主回収すると発表。

◆ロドデノールとは?
化学名:4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノール
rododenol

<考えられる作用メカニズム>
チロシンが結合するチロシナーゼの活性中心に
ロドデノールが結合し、メラニン合成反応の進行を抑える。

2種のチロシナーゼ関連タンパクの働きも抑制し、
メラニン合成反応を抑制する。

◆症状は?
hakuhan

典型的な例では、化粧品を使用した
部位の皮膚の色が薄くなり、症状が進行すると
白斑になる。

約半数で痒みや赤み(かぶれ)が伴うが、
かぶれが起きないまま白斑になるケースもある。

かぶれだけで白斑にならないケースや、
かぶれの後に皮膚が黒くなったケースもある。

上の写真では赤くなっている部分もあり、
皮膚炎症を伴っているように見受けられる。

◆症状の程度と関連すること

症状の重症度は、化粧品・乳液・美容液など
同時期に使用していた化粧品の数と相関が
あると言われている。

つまり、ロドデノールを含むものを複数使って
いた場合、ロドデノールの濃度が濃くなるので、
作用も増強したのではないかと考えられている。

◆推察されている原因

①アレルギー性接触皮膚炎

②光アレルギー性接触皮膚炎

③炎症後の脱色素斑

④白斑黒皮症

⑤ロドデノールの作用による脱色素斑

薬剤そのものに対するアレルギーや
そこに光線(日光)の作用が加わったもの、
炎症反応の結果として生じるものなどが考えられている。

◆治療は?

現段階では、原因が解明されていない以上
根本的な治療法は確立されていない。

対象の化粧品の使用を中止することで、
長期ではあるが回復しているケースもあるようだ。

アレルギー・炎症性のものであれば、
ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤などが
一定の効果を示す可能性はある。

ただ一般用医薬品など自己判断による
治療で悪化する懸念もある。

まずは専門医(皮膚科)を受診し、
現状の把握と経過を診てもらうしかないようだ。

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