「痛いところをさする」って科学的にどうなの?

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小さいころに母親に、痛いところをさすってもらった経験はありますか?

私は、何かに足をぶつけた時などはよくさすってもらっていた記憶があります。
人によっては腹痛のときなんかに、母親にさすってもらって痛みが和らいだなんて経験のある方もいるかもしれません。

実際に医療の現場では、
仰向けでずっと寝ている患者さんが背中や腰の痛みをよく訴えますが、その時にベッドと背中の隙間に手を入れて、背中をさすると痛みの訴えが軽減するといったことが多くあります。

では、この「さする」という行為がなぜ痛みを軽減するのでしょうか?

ひとつの説に、
「さするという行為が脊髄における痛みの抑制システムを賦活化させる」というものがあります。つまり、痛みを抑える神経の働きを強くしてくれるっていうことです。これを「ゲートコントロール説」といいます。

ここからは専門的ですが、
末梢からAδ繊維やC繊維によって脊髄後角に伝わった痛み情報は、脊髄後角を経由して脳に伝わります。一方で、触覚などを伝えるAβ繊維が興奮すると、脊髄後角にある抑制介在ニューロンが活性化してAδ繊維やC繊維の活動を抑制するため、痛み情報が脳に伝わりにくくなるのです。

簡単に言うと、さすってあげることで痛みが脳に伝わるのを邪魔できるよってことです!
たったそれだけかよ!ってなりますが(笑

昔から受け継がれている何気なく行っている行為は、実は科学的に根拠のあることだったということはよくある話です。
今回も内容もまさにそれでしたね。人間の知恵っておもしろいですね!

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