こんにちは。
自分は今3年後期の試験結果待ちなのですが、全然出来なかったという後悔と不安で凹んで悩んでここのサイトを見つけました。サイト主様も悩んだことがとても励まされました。しかし、私の場合、私立で一年浪人している上に1,2,3年と何個も単位を落とし、留年スレスレでやってきている落ちこぼれです。今回でもう限界かな、…って思って勉強も頭に入らなくてテストの出来の感覚も全然なくて。後から教科書を見返して、欠点ばかり見つけてしまいます。実習もいつも周りの人みたいにテキパキできなくて、自分は本当にダメダメだ、って思う日々なのですが、なんとかこの悪循環から抜け出したくて仕方がありません。
【僕からのアドバイス】
僕の経験から踏まえても、3年生は本当に大変な時期だと思います。
まず、Hさんの文面をみた時に感じた印象は、すごく真面目で、学習に対して真摯に向き合っているということです。
現状をみても、スレスレとはいいながらも立派に進級しています。きっと努力されて頑張られてきたんだなと思います。
そういう方であるという前提でお話したいなと思います。
僕が同じような状況になってときに行った気持ちの整理として、今考えればよかったなあということがあります。
それは、「まず”今”できることを精一杯やろう」を考えるようにしたことです。そして、「結果は受け止めるし、それはどうしようもない」ということです。
簡単にいうと、「開き直る」ということかもしれません。
えっ?て思うかもしれませんが、追い詰められたときにはこれってすごく重要なことです。
なぜなら、今のままではどうにも行動できなくなっているわけですから、同じ思考のままでいたら前に進めないんです。
アインシュタインの言葉で、「我々の直面する重要な問題は、その問題を作ったときと同じ考えのレベルで、解決することはできない。」というものがあります。
ですから、悪循環に陥った時には「考え方を変える」ということがすごく大切だと思うのです。
もし、自分はだめだ。何もできないよ・・・と考えている場合は、自分がポンコツであることを受け入れる。じゃあ、ポンコツな僕なりにできること・努力はなにか?を考えることです。
僕自身も毎日が劣等感の連続です。でもそれは、おそらく自分が高いものを目指しているからだと思いますし、それを追い求めるのが人生ではないでしょうか?
といっても、きっと「じゃあ具体的にどうするのか?」ってなりますよね。
そのヒントは、できている人をよく観察するということです。
「実習の手際」であれば、素早い人がどういう動きをして、どういう考え方をしているのか?をよく見て、感じることです。
自分との違いが少しでも分かったら、それを今度はまねしてみることです。きっと今の自分に比べると変化がみられてくるはずです。
また、Hさんは後から教科書を見返して「間違ったところが分かる」ということですから、自分ができないところがはっきりと分かったということです。
おそらくですが、原因は2つ。
①事前にその項目をよく見ていなかった。
②見たけど、しっかりと覚えられていなかった。
これしか原因はないんです。間違ってもHさん自身がダメダメだったからではありません。
であれば、自分はどっちだったのか?ということを振り返ってみて、それに応じた対策を講じればいいのです。
(細かいテクニックは過去の記事を参照してもらえば、だいたい分かってもらえると思います!)
おそらく頭脳日本一決定戦とかに出ている人は、頭の構造が違うな~って思うことはありますけど、大学のテスト結果くらいであれば、単純に学習法による所が大きいです。
もちろん、テスト前に過去問を30分みただけで合格してしまう人は確かにいます。
でも自分とその人を比べたところで何の意味もありません。自分ができる方法で、ペースで、一歩ずつ学んでいけばよいと思います。
Hさんのような方には、ぜひ目標を達成し、夢をかなえてほしいなと思います。
もうひと踏ん張り、自分のできる範囲でいいので頑張ってみてください!きっと結果はついてきます。
コメント
こんばんは。
テストの結果が出て、薬物治療学3という科目を
落としてしまいました。
あと10日足らずで再試験です。
配られた資料を見返す日々で、いよいよ間近です。
実習や手際よく出来ている人のすべてを、完全に真似しようと
して、疲れてしまったのかもしれません。
「相手の全てを見て、自分の一部にする」
相手と自分を比べて、相手と違う自分をいつも全否定する姿勢でした。
ダメな自分をまず自分が受け入れて、そのなかで自分のできることを
前向きに進められたら、と思っています。
>Hさんへ
こんばんは。
記事では少し厳しいことを書いてしまったかなぁ、と後で思い返していたのですが、Hさんが少しでも前向きに受け止めてくれたことを嬉しく思います。
僕自身もほぼ同じ状況(といっても、テストを受ける前に絶望していましたが(笑))になったとき、開き直って前に進めたという経験がありました。
最終的に、自分を信じてあげなければならないのは、自分自身です。おそらく目の前のテストだけでなく、今後の人生を通して大切なことだと思います。
薬物治療学ということですので、Hさんの将来に比較的直結しやすい分野だと思います。ぜひ後悔だけは残さないように取り組んでみてください。
その壁を突破されることを陰ながら応援しています!