「薬剤師業務のパラダイムシフト」Part2

薬剤師のーダーシップとは?

薬剤師としての一つの役割として、
・患者さんのコンサルタントになる。
・医療チームや会社でリーダーシップを発揮する。
ということがあげられる。

そのような能力とはどういうことをいうのか?
まずコンサルタントになるのに必要な3ステップをご紹介。

1.相談を受ける。
2.問題の解決方法をみつける。
3.問題を解決する。

基本的にはこの3ステップから成る。
まず、相談を受けるには?
⇒信頼がなければ、人は相談しない。
信頼獲得に必要なのは何だろう?
・外見(信頼に値するような身なり、立場か?)
・話しやすさ(表情、声、トーンなどいわゆるコミュニケーション能力)
・シチュエーション(話せる場所か?時間的余裕など)
これらを総合評価して話すかどうか決めるのではないか。
これらをどこまで高めて意識していけるかがスタート点になる。

問題を解決方法をみつけるには?
⇒その分野に関する知識・経験・思考意識の高さをもつ。
まず質問の意味や意図を把握できなければ始まらない。
たとえば検査値などを訊かれて、そもそもその項目が分からなかったらお手上げ。
あと、調べる方法を知っているか?
これが一般人との大きな差だと言える。
何を見たら、何が分かるのか?
これを知っていて使いこなせれば、薬剤師としての価値を生み出せるだろう。
⇒ただほとんどできていないのが現状。
意外にネットの分かりやすい情報、つまり一般人と同じソースで済ませてしまうことも多いなと。

問題を解決するには?
これがやっぱり難しい。
世の中には意外に断定できることというのは少ないものだ。
たとえば副作用ひとつにとっても、「添付文書やIFにに書いてあるからその可能性はある。」とまでは言えるが、本当に100%それが原因か?と言われると難しい。
そして、その解決は?と訊かれたらDrの判断に任せるということになる。
ただ、最低限その可能性に順位をつけ、科学的に説明でき、自分の中での解決案を提示できるくらいにはなってほしいというところだろう。

リーダーシップは、
     リーダーだけのものではない。

問題を解決する際にひとつ重要だなと思ったことについて。
それは、
「世の中には答えはない!」
ということだ。
これが日本の教育のなかで育てられた人間が社会にでて困ることの一つだろうと思う。
私もよく答え探しをしてしまっていることに気づくときがある。

誰かから求められる結果や好ましい結果というのはあると思う。
それをある意味で答えだと考えることはできる。
ただ、それは数学のテストのような答えではない。
不正解や正解と明確に区別できるものではないし、
場合によっては、期待を超えた結果をだすこともできるからだ。

つまり、リーダーシップは「リスクをとって自ら決断できる人」ということ。
誰かに答えを求めるのではないのだ。
必要な情報や時間のない中で、自分で判断して、実際の行動に移す。
これができなければ、永遠にフォロワーとして生きなければならない。
「こんな時どうしたらいいんですか?」
⇒「自分で考えて自分で決めろ!!」
これがフォロワーからリーダーになるのに必要なマインドだろう。

そして大切なのは、ひとりひとりがリーダーシップをもつということ。
もし、リーダーが一人でその他全員フォロワーの組織だったら?
逐一の問題や判断がリーダーのところに集まってくる。
結果、リーダーの仕事や責任が無駄に増える。
これを回避するために、
「みんながリーダーシップをもつ」
ことが大切なのだ。
そうすると、一つ一つの問題に対し各人が答えを出し行動できる。
組織では、ひとつの思考方針を提示し、共有しておけばよい。
そうすれば、大筋をはずすことなく業務がまわるだろう。

今回の話は途中で逸れているようで、実は逸れていない。
患者に対するリーダーシップというのも、同じことだからだ。
患者からの相談に対して、
「自分で考えて判断して、自分の言葉で伝える」
これはまさにリーダーシップだから。

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