思考転換のすすめ~逆を考える~

macmos

今日は僕が学んだ
非常に重要なことについて
シェアしていきます。

これは、
現在、壁にぶちあたっている人、
仕事に行き詰っている人、
悩んでいる人などに必要な視点かもしれません。

さて、最近僕が重要だ
と思っていることの一つに、
「応用力」があげられます。

学校のテストでは「応用問題」
という項目があって、「基礎問題」で学んだこと
を使って、新たな問題を解決しよう、というものですね。

これって、テスト問題だけではありません。
僕たちが生きていく人生において、
すごく重要なことなのです。

それは何か、というと、
「自分自身に当てはめて考えてみる」
ということです。

あの人はあんなことを言っているなぁ。
でも、自分とは立場や環境が違うからねぇ・・・
という視点でみているうちは成長しないのです。

なるほどな・・・
僕の状況に当てはめると
どんなことが考えられるのかな?
と常に思考できることがすごく重要だと思います。

と、いう気持ちで
今回の話を聴いてもらえればと。
(ここまで前置きか!ということは置いておいて(笑))

どんな話かというと、
自分が固定観念にとらわれていること
に気づいていなかったという話です。

簡単にいうと、
ひとつの視点にとらわれるな、
ということですね。

ひとつのケース・スタディとして
考えてください。

薬局に
スピードを求めるか、
サービス(会話)を求めるか、
ということですね。

すごく忙しい店舗に配属されると、
とりあえず「捌く(さばく)」ということを
必要とされます。

これは、薬剤師として働くには、
非常に重宝するスキルの一つです。
もちろん他の業界でも、一定時間内に
仕事をどれほど多く仕上げられるかって重要ですよね。

一方で、接客やサービスを考えると、
「かける時間」と「充実感」を考えると
ある程度は比例すると思います。

例えば、カンセリングや美容院、
マッサージなどがこれに当たるかも
しれませんね。

一方で、
ハンバーガー店や牛丼チャーン、
居酒屋などは、「捌き」が求められる業種かもしれません。

こう考えていったときに、
「薬局」という業界はどうなのだろうか、
と思うわけです。

そもそも、現時点で、
「好きな薬局は?」と訊かれて、
「〇〇な薬局!」と即答はできる人はほとんどいないでしょう。

というか、
そんなに気にしていないし、
イメージも付きづらいでしょう。

逆に飲食店では、
求められるものがはっきりとしています。

ファストフードに行く人は速さを求めているし、
老舗に行く人は、店の雰囲気だったり、
丁寧な対応や繊細な料理を求めています。

狙うべきターゲット層を
店側で絞ることができるのです。

逆に薬局を考えてみると
こう簡単にはいきません。
すべての層が患者として来局するわけです。

早く帰りたい人、
じっくり話を聴きたい人、
薬局がなんだかよく分からない人、などなど。

ある意味、難易度が非常に高い
業種だなと思うわけです。

というか、すべての業界を考えても
サービスという視点でみると
難しいなと。

だって、
こういう人はこないでください、
って断れない業種ですから。

話を聴かれたくない人はこないで!
待てない人はこないで!
在庫していない薬は渡せません!
なんて言えないのです。

保険制度に基づき
すべての人に等しく、
医療を提供しなければならない施設なのです。

かつ、国から細かいところまで
がんじがらめに仕事内容が
指定されている。

こんなに難しい業界って
他にないですよ。

こういう業界にいると、
なかなか悩む人も多くなってくると
思うんですよね。

で、よく行き詰ったり、
悩んでいる時って、たいていは
自分の視点に固定されている場合が多いのです。

例えば、薬剤師としての職能発揮!
という視点にとらわれすぎている。
それが患者にとっては不快で鬱陶しいものであったり。。。

逆に捌くことが正義!
と決めつけて、捌くことに集中して
やりがいを見失っていたり。。。

そういう人がいっぱいいると思います。

そういうときには、
ちょっと待てよ。
とよく考えてみることも必要かもしれません。

例えば、「患者を待たせるのは悪いこと」
という視点にとらわれているのであれば、
逆に患者を待たせたとしても、
それ以上のメリットはないのか?と考えてみる事です。

だって、
ディズニーのアトラクションは?
3時間待っても、みんな喜んで並んでいますよね?

それはなぜなんだろう?
と考えてみたり。

薬局で長く待たされても、
何かメリットを提供できれば、
薬剤師本来の仕事をする余裕が生まれるかもしれません。

一方、薬剤師的な視点ばかりにとらわれ、
患者から情報を聞き出すことに集中したり、
細かく小難しい説明を延々としたり。。。

なんて人は、
その逆を一回考えてみてもよいかもしれません。
患者の言いたくないことは?とか、
患者の知りたいことは?とか、
待たされている人の気持ちとか。

そうして考えてくると、
行き詰っていたものが、ふっと
軽くなったり、打開策が思い浮かぶかもしれません。

結局、先に挙げた「薬局」という性質上、
画一的な方法だけでは、
個々の患者満足度は上がらないでしょう。

それは、逆にチャンスとも
言えるかもしれません。

今後は次第にそういう個性を打ち出して
いく時代になるかもしれません。

マク〇ナルドと
モ〇バーガーのように。

どっちがいいのか?
それは患者が選ぶこと。
患者が薬局を自由に選べる以上、それは必然でしょう。

それに対応していくには、
自分は何をしていくべきか?
じっくり考えていく必要がありそうです。

P.S.
今日の話は僕自身が先輩から
学んだことですっごく重要な視点だと思います。

薬局に関わらず、
人生で役立つ考え方だと思います。
ぜひ、紹介したいなーと思って記事にしました。

何か新しい視点を与えられたら幸いです。
では、また!

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